柔道男子90キロ 新星・向翔一郎、初出場で銀メダル

[ 2019年8月29日 20:59 ]

<2019世界柔道選手権4日目>男子90キロ級決勝、優勝を逃し天を仰ぐ向(右)(撮影・会津 智海)
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 柔道の世界選手権第5日は29日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、男子90キロ級で個人戦初出場の向翔一郎(23=ALSOK)は、決勝で敗れて銀メダルだった。

 準々決勝で昨年2位のイバンフェリペ・シルバモラレス(キューバ)に延長で一本勝ち。準決勝でもマルクス・ニーマン(スウェーデン)を延長戦の末に破り、決勝に進出した。

 初の決勝ではファントエント(オランダ)に敗れ、頂点にはあと一歩届かなかったものの、来年の東京五輪代表争いで大きくアピールした。

 ▼向 翔一郎(むかい・しょういちろう)1996年(平8)2月10日生まれ、富山県高岡市出身の23歳。4歳から柔道を始める。高岡第一から14年4月に日大入学。17年に選抜体重別、講道館杯で優勝。18年2月のグランドスラム・パリ大会でワールドツアー初優勝し、同年は世界選手権団体戦代表に選ばれた。ALSOK所属。左組み。得意技は内股。1メートル78。

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