世界柔道女子57キロ級 芳田司2連覇ならず銀、延長の末出口クリスタに苦杯

[ 2019年8月27日 20:37 ]

<2019世界柔道選手権3日目>女子57キロ級決勝、延長で技ありを決められ優勝を逃した芳田(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 柔道の世界選手権第3日は27日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、女子57キロ級で芳田司(23=コマツ)は、決勝で出口クリスタ(23=カナダ)に敗れ、2連覇を逃した。

 初戦の2回戦から連続一本勝ち、準々決勝ではコワルチク(ポーランド)に先に技ありを取られたが、残り7秒で追いつき延長では寝技を繰り出して合わせ技で制した。準決勝ではリオ五輪金メダルのラファエラ・シルバ(ブラジル)を延長の末、一本背負い投げで下した。

 決勝は長野県出身でジュニア時代は日本代表として国際大会に出場、カナダに国籍変更後、昨年の世界選手権で銅メダルの出口に延長の末、技ありを取られ敗れた。

 ◆芳田 司(よしだ・つかさ)1995年(平7)10月5日生まれ、京都市出身の23歳。両親の勧めで小2から円心道場で柔道を始める。中学3年間は神奈川の相武館吉田道場に入門。福岡・敬愛高から14年4月にコマツに入社。昨年の世界選手権(アゼルバイジャン・バクー)で初優勝を飾った。得意技は内股。

続きを表示

この記事のフォト

2019年8月27日のニュース