八村 “ビッグ3”初競演もディフェンスの課題口に「3人がもう1回考え直さないと」

[ 2019年8月14日 22:32 ]

バスケットボール親善試合   男子日本代表 87―104 ニュージーランド代表 ( 2019年8月14日    川崎市・カルッツかわさき )

<国際親善試合 日本・ニュージーランド>第1Q、ファウルを受けながらシュートに持ち込む八村(中央)(撮影・会津 智海)
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 W杯中国大会(31日開幕)に出場するバスケットボール男子日本代表は14日、ニュージーランドと親善試合を行い、87―104で敗れた。12日の試合で35得点と爆発した日本のエース八村塁(21=ウィザーズ)は19得点にとどまった。

 以下、試合後の八村との一問一答。

 ――試合を振り返って。
 「けっこう悪い出だしになってしまって、オフェンスでもディフェンスでもチームとして機能できてなくて、後半盛り返したんですけど、いい流れもつくれたんですけど、前半の最初がダメな感じになっちゃって、相手もそれで波に乗っちゃって、後半も止められなかった」

 ――シュートが1戦目ほど入ってなかった。自分の調子は。
 「全然問題ないです。問題ないです」

 ――3点シュートは今日も高い確率で決まっていた。
 「練習もずっとやってきているので、そういう中で僕としても自信になってきているので、もっとシュート打てるという気持ちはあります」

 ――おとといの試合と比べて、ニュージーランドはだいぶテンションが高かったように見えた。
 「相手は格上のチームで、僕らも(世界ランキングの)順位的には格下なんですけど、前回の試合ああいう点差で勝って、ホームでボロ勝ちというか、相手も感じるような試合をして、相手もプライドがあると思うので、今回の試合では来るっていうのも試合前に言って入った中で、相手も凄い確率でシュートを入れましたし、当たりも前回より強くなっていたと感じました」

 ――ファジーカス、渡辺と代表で初めて一緒にプレーした。
 「3人でやる中で、みなさん注目しているのはオフェンスだと思うんですけど、僕が思うには、それよりディフェンスがもっと影響を与えられるような3人だと思うので、そういうところでこの試合では全然出てこなかったので、そこは僕ら3人がもう1回考え直さなきゃいけないと思う」

 ――W杯開幕まで残り2週間。短いのか。まだ時間があるという感じか。
 「2週間というのはあまり考えてないんですけど、これから1試合1試合、一日一日練習が入ってくるので、僕らの持ち味とか、今日の試合で得たものを忘れないで、チームとしてもしっかり引き締めて、もっと集中力上げてやっていかなきゃいけないなと思います」

 ――ディフェンスは課題が出たとラマス・ヘッドコーチも言っていた。どこが悪い?
 「今言われたディフェンスと、あとはリバウンドのところじゃないかと思いますね。今日は当たり負けしていたので、見ててもそういうところで、審判のファウルのところとかもあったんですけど、そういうところはやっぱり負けないで、強く、どんどん当たっていかないといけないんじゃないかなと思います」

 ――ディフェンスはシステムの問題?
 「システムというより、どちらかというと1対1のところで抜かれて、カバーできない、カバーしようもない抜かれ方をすると、チームとしてもディフェンスが回ってこないので、1対1のディフェンスをチームとして、僕らはしっかりやっていかないといけないんじゃないかなと思います」

 ――日本は暑いが、コンディション調整は難しいと感じているか。
 「湿気もあって暑いので、水分補給もしっかりやってますし、コンディション自体は悪いとは思ってないので。これからもっと上げる必要があるか分からないですけど、ちゃんと今のままキープしてやっていければいいなと思います」

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2019年8月14日のニュース