ブルーインズが逆王手 敵地セントルイスでブルースを下して3勝3敗 最終戦は地元ボストン開催

[ 2019年6月10日 12:33 ]

第1Pに先制ゴールを挙げたブルーインズのマーチャンド(AP)
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 北米アイスホッケー・リーグ(NHL)の王者を決めるスタンレー杯決勝は9日にセントルイスで第6戦を行い、ブルーインズ(東地区)が5―1で地元のブルース(西地区)を下して3勝3敗。8年ぶり7回目の優勝に“逆王手”をかけた。

 ブルーインズは第1Pの8分40秒にレフトウイング(LW)のブラッド・マーチャンド(31)がパワープレーから第1戦以来、このシリーズでは2ゴール目を決めて先制。第3Pには4ゴールを集中させてブルースを引き離した。

 地元での最終戦で初優勝を決めたかったブルースは0―3で迎えた第3Pの12分1秒、センターのライアン・オライリー(28)が3試合連続のゴールを奪ったが、得点はこの1点のみ。チーム創設52シーズン目での初優勝は持ち越しとなった。

 敵地での第6戦に勝って地元での最終戦に持ち込んだのはスタンレー杯決勝では史上17回目。ブルーインズは6回目の優勝を飾った2011年の決勝(対カナックス)でも敵地での第6戦を制しており、12日に地元ボストン12日(日本時間13日)に開催される第7戦でその再現を目指すことになった。

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