貴景勝 母校の小学校で化粧まわしの贈呈式に出席「ますます気の引き締まる思い」

[ 2019年5月7日 19:21 ]

母校・仁川学院小での化粧まわし贈呈式に出席した貴景勝
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 新大関・貴景勝(22=千賀ノ浦部屋)が7日、兵庫県西宮市の母校・仁川学院小を訪れ、化粧まわしの贈呈式に出席した。この日朝の二所ノ関一門の連合稽古を終えてから移動し、8日の稽古に備えて日帰りする強行軍。「素晴らしい化粧まわしを頂き、ますます気の引き締まる思い。ふがいない成績は残せないのでタガを締め直して頑張っていきたい」と児童150人に父兄ら合わせて400人の前で夏場所の活躍を誓った。

 化粧まわしを贈呈した「にがわ貴景勝後援会」の久義裕さんは娘2人が貴景勝の1学年上と1学年下で同時期を同校で過ごした。高学年になって急に体が大きくなった貴景勝が印象的だったとし、「色々ヤンチャしていたのは聞いていたが女の子には優しかったそうです」と当時を回想した。

 贈呈式では後輩からの質問コーナーにも応じ、「小学校での一番の思い出は?」との問い掛けに「修学旅行と運動会。5、6年生での騎馬戦は死ぬ気でやっていた。下(騎手ではなく騎馬役)でもやれることはある」と縁の下の大切な役回りを強調した。

 また「お相撲さんとお相撲さん以外で尊敬している人は?」との質問には「たくさんいますが、前の親方(元貴乃花親方)と今の親方(千賀ノ浦親方)。お相撲さん以外ではイチロー選手とか第一線で活躍された方。これからも勉強していきたい」と力説。大切にしていることには「人より少し頑張ること。人と同じことをしていたら人と同じで終わっちゃう。少し頑張れば差が生まれる」とモットーを披露し、盛んな拍手を浴びていた。なお仁川学院小の化粧まわしは早速12日からの夏場所で使用するという。

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2019年5月7日のニュース