伊調馨 田南部コーチから“10個の宿題”に満点目指す

[ 2019年4月23日 05:30 ]

出発前に取材に応じる伊調
Photo By 共同

 レスリング女子で五輪4連覇中の伊調馨(34=ALSOK)が22日、57キロ級で出場するアジア選手権(23日開幕、中国・西安)に向けて出発した。

 16年リオ五輪以来2年8カ月ぶりの国際大会は「ワクワクするし不安でもある」。指導を受ける田南部コーチからはコンディションづくりや体重調整、試合の動きまで「10個くらいの宿題」を出されたといい「まずはしっかり宿題をやろうと思います」と満点回答を出す構えだ。

 アジアの57キロ級は昨年の世界選手権を制した中国の栄寧寧(ロンニンニン)ら強敵がそろっており「いろんな選手と戦いたい」と闘志を燃やす。世界選手権代表が懸かる6月の全日本選抜に向けても重要な位置付けとなることから「実戦を含めて何を感じられるか」を求めていく。

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2019年4月23日のニュース