大関獲りの貴景勝、2敗死守し後半戦へ 白鵬は唯一の8連勝

[ 2019年3月17日 17:50 ]

<大相撲8日目>貴景勝は突き出しで遠藤(左)を破る(撮影・岩崎 哲也)
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 大相撲春場所8日目は17日、大阪・エディオンアリーナ大阪で行われた。大関獲りの関脇・貴景勝は前頭筆頭の遠藤を寄せ付けず、突き出しで下して6勝目。昇進目安が10勝以上とされる中、後半戦へ弾みをつけた。

 横綱・白鵬は前頭四枚目・栃煌山を倒して無傷の8連勝。立ち合い後、栃煌山のいなしで白鵬は背中を見せる形に。土俵際まで圧力をかけられるピンチとなったが、最後は小手投げで逆転勝ち。崖っぷちからの形勢逆転に場内はどよめきが起こった。

 ここまで無敗の平幕・逸ノ城は大関・栃ノ心に敗れて中日に土がついた。横綱・鶴竜は小結の北勝富士を下して7勝とした。

 大関陣は豪栄道が関脇・玉鷲を寄り切りで退け7勝。高安も押し出しで前頭三枚目・正代を破り7勝と1敗を守った。栃ノ心は逸ノ城に土をつけ5勝目。

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