美誠快進撃に中国紙「“大魔王”が現れた」、トップ撃破で警戒

[ 2018年11月7日 05:30 ]

卓球の国際大会で中国トップ選手を相次いで破った伊藤美誠について報じる6日付の環球時報(共同)
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 6日付の中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は卓球のスウェーデン・オープンで中国トップ選手を相次いで破った伊藤美誠について「“大魔王”が現れた」と驚きをもって伝え中国の卓球界が警戒を強めていると報じた。環球時報は「伊藤選手と向き合うときは戦術や試合に臨む心構えを(他と対戦するときと比べて)変えなければならない」との中国の卓球女子監督の言葉を引用。同監督は「彼女の実力は超一流だ」として警戒するよう呼び掛けたという。また同紙は「伊藤選手が中国チームの最強のライバルになることは疑いようがない」とした。

 ≪年間表彰候補に張本&美誠選出≫国際卓球連盟(ITTF)は6日、18年の年間表彰の候補を男女4選手ずつ発表し、男子の張本智和(エリートアカデミー)と女子の伊藤美誠(スターツ)が名を連ねた。表彰式は12月12日に韓国で行われる。張本は世界ランキングで男子として史上最年少の14歳10カ月でトップ10に入ったことなど、伊藤はワールドツアーの荻村杯ジャパン・オープン、スウェーデン・オープンを制したことなどが評価された。

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2018年11月7日のニュース