78歳なお現役の三宅さん 15年世界マスターズで銀メダル

[ 2018年9月12日 10:01 ]

2020THE YELL レジェンドの言葉 重量挙げ64年東京五輪金・三宅義信さん

東京五輪で金メダルを獲得した当時の思い出を語る三宅義信氏(撮影・森沢 裕)
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 現在も東京国際大監督として後進の指導を続けるかたわら、三宅さん自身も練習を続けている。15年8月には引退した72年のミュンヘン五輪以来43年ぶりに国際大会に復帰。フィンランドのロバニエミで行われた世界マスターズで合計101キロを挙げて見事銀メダルに輝いた。今月8日にも再び世界マスターズ(マレーシアのペナン)に出場するなど、78歳になった今も競技への意欲は少しも衰えていない。

 ≪聖火点灯役待ってます≫三宅さんの現在の一番の夢は、2年後の東京五輪で聖火に点火をすること。開会式の詳細はまだ何も決まっていないが、「いろいろ趣向を凝らすのもいいけど、機械が点火するようなのはやっぱりダメだよね。鍛え上げた人間が直接点火するのが一番」と持論を展開。「三宅ファミリーの3人(68年メキシコ五輪銅の弟・義行氏とめいで12年ロンドン五輪銀の宏実)でやれればいいんだけどね」と組織委からの指名を心待ちにしている。

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