eスポーツに日本代表初登場 赤坂インド選手に初戦敗退

[ 2018年9月1日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会の「eスポーツ」の会場で、ゲームの対戦が映し出された大型モニター
Photo By 共同

 ジャカルタ・アジア大会の公開競技で対戦型ゲームの「eスポーツ」に日本代表の赤坂哲郎(23)が31日、初めて登場し、強豪のインド選手に初戦で敗退した。市場拡大で注目度が高まる中、スポーツなのかという根強い疑問やゲーム障害への懸念も議論される一方、将来的な五輪の実施競技入りも模索されている。

 大音量の実況中継に色とりどりの照明。ショッピングセンター内の体育館にステージが設けられた会場は試合がの合間にアップテンポの音楽が流れた。プロゲーマーの赤坂は「Tredsred」のプレーヤーネームで、カードを繰り出し合うゲーム「ハースストーン」に参戦。「ミスが響いて負けた。大掛かりな照明もありテンションが上がった」と話した。

 eスポーツは欧米や中国、韓国では高額賞金大会でプロ選手が競い合うほどの人気。今回は予選を突破した日本の3選手を含めて18カ国・地域から135選手が参加した。次回の2022年アジア大会(杭州=中国)で正式競技に採用される。

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2018年9月1日のニュース