稀勢の里 2日続けて朝稽古で相撲 まだ万全とはいえず…白鵬から声も

[ 2018年8月7日 16:36 ]

右上手を引きつけて大栄翔(手前)攻める稀勢の里佐田の海(左)にもろ差しで攻められる稀勢の里
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 大相撲の夏巡業が7日、埼玉県所沢市で行われ、横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が2日続けて朝稽古で相撲を取った。最初に平幕・大栄翔(24=追手風部屋)と連続で11番取って10勝、その後に平幕・佐田の海(31=境川部屋)と3番で2勝。相撲を取る稽古を再開した6日の長野県下諏訪町と全く同じ12勝2敗で終えた。

 左四つに組み止めると一気に前に出る力強さを見せた一方で、相手に右を差されると後退するなど、まだ万全とはいえない状態だ。土俵下で稽古を見守っていた春日野親方(元関脇・栃乃和歌)だけでなく、横綱・白鵬(33=宮城野部屋)から声をかけられる場面もあった。稽古を終えると、兄弟子である西岩親方(元関脇・若の里)からアドバイスも受けた。

 下諏訪町での稽古からの上積みを聞かれた稀勢の里は「体的にはいいんじゃないか」と答え、徐々に感覚が戻っているかという問いには「そうだね」と答えた。

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2018年8月7日のニュース