春巡業開始 盛況もピリピリ 冬巡業に続き「別行動は一切認めません」と張り紙

[ 2018年4月1日 15:52 ]

トーナメント決勝で、御嶽海を上手投げで下した白鵬(右)
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 大相撲の春巡業が1日、三重県伊勢市の伊勢神宮で始まった。3月に新理事が選出され、各年寄の分担が決まってから最初の巡業。約7500人が集まった奉納土俵入りは白鵬と鶴竜の両横綱が行った。横綱・稀勢の里は当面、休場する。

 チケットは前売りで完売と盛況も、昨秋から不祥事が相次いでいることもあり、支度部屋の入り口には冬巡業に続いて「別行動は一切認めません」と張り紙で注意喚起がなされていた。新体制で巡業部長に就任した春日野親方(元関脇・栃乃和歌)は報道陣に対応し、「いろいろあって、周囲の目も厳しい。自覚を持って行動、言動に注意してほしいと思う」と話した。

 午後は幕内上位16人による恒例のトーナメント戦があり、左足親指の負傷で春場所を全休した白鵬が、決勝で御嶽海を退けて優勝。夏場所へ向けて復活の兆しを見せ、「いいスタートが切れた」と手応えを口にした。

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2018年4月1日のニュース