キャバリアーズはネッツに敗れて2敗目 ジェームズはトリプルダブル

[ 2017年10月26日 16:09 ]

トリプルダブルを達成したキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 東地区で4季連続の頂点を目指すキャバリアーズは25日、ブルックリン(ニューヨーク州)で昨季リーグワーストの20勝62敗に終わったネッツと対戦したが、107―112(前半52―55)で敗れて3勝2敗となった。

 2試合連続でポイントガードとして出場したレブロン・ジェームズ(32歳)は29得点、10リバウンド、13アシストをマークして通算56回目のトリプルダブルを達成。しかし2点を追っていた第4Q残り7・6秒からのフリースローでは1本目をミスし、故意に外した2本目も得点にはつながらなかった。

 ブルズから移籍してきたドウェイン・ウェイド(35歳)は膝を痛めて欠場。第4戦からウェイドに代わって先発しているJR・スミス(32歳)はこの日も不調で、28分出場してわずか2得点に終わった。

 昨季まで先発だったスミスは、ここ2試合で17本のフィールドゴール(FG)を放ったが成功は2本だけ。通算成功率37・3%の3点シュートは12本放って1本しか決まっておらず、ジェームズに集中する相手のマークを引きつける役割を果たせていない。ベンチから出たベテランのカイル・コーバー(36歳)が5本の3点シュートなどで22得点をマークしてカバーしたが、今季のキャバリアーズは本来の先発ガード陣が精彩を欠いている。

 開幕戦で主戦ガードのジェレミー・リン(29歳)を膝の故障で失ったネッツはこの日、レイカーズから移籍してきたシューティング・ガードのディアンジェロ・ラッセル(21歳)も膝に違和感を訴えて欠場。しかし開幕前までベンチプレーヤーだったスペンサー・ディンウィディー(24歳)が22得点をマークし、トレイルブレイザーズから移籍してきたアレン・クラブ(25歳)も19得点を稼いで強敵をなぎ倒した。

 3勝2敗ながらホームでは3戦全勝。昨季は地元で13勝28敗とふがいない成績に終わったが、故障者が続出する中で今季は持ちこたえている。

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2017年10月26日のニュース