トンプソン、五輪代表辞退しない ジカ熱不安も「ブラジル行きたい」

[ 2016年6月8日 11:20 ]

リオデジャネイロ五輪出場へ意欲を示したウォリアーズのトンプソン(AP)

 NBAファイナルに出場しているウォリアーズのシューティング・ガード、クレイ・トンプソン(26)は7日、第3戦前日の会見で「ジカ熱は関心事ではある」としながらも「チームUSAでプレーできるのは名誉なこと。ぜひブラジルに行きたい」として、リオデジャネイロ五輪の米国代表に選出された場合には辞退しないという意志を示した。

 前日には“スプラッシュ・ブラザーズ”の相棒でもあるステファン・カリー(28)が「来季に万全の状態で備えるため」という理由で辞退したばかり。これを受けて歴代3位の276本の3点シュートを今季にマークしているトンプソンの動向が注目されていた。

 トンプソンは14年のW杯(スペイン)で初めて米国代表となり優勝に貢献。五輪はカリーと同じくまだ経験していない。

 なおトンプソン同様に最終候補(現在26人)に名を連ねているドレイモンド・グリーン(26)、ハリソン・バーンズ(24)、アンドレ・イグダーラ(32)の3選手も辞退はしないと言明。過去3回、五輪に出場しているキャバリアーズのレブロン・ジェームズ(31)は態度を保留しており、14年W杯でMVPとなったカイリー・アービング(24)はファイナルが終わるまで五輪については言及しないと述べている。

 なおウォリアーズが2勝0敗とリードしているファイナルは8日にキャバリアーズの地元オハイオ州クリーブランドで第3戦が行われる。

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2016年6月8日のニュース