小学生ゴルファー日本一は男子が加藤将、女子は栗原幸

[ 2016年3月24日 05:30 ]

桜を背に優勝トロフィーを掲げる男子優勝・加藤と女子優勝・栗原

平成27年度(第9回)全国小学生ゴルフ春季大会

(3月23日 千葉県印西市 習志野カントリークラブ キング・クイーンコース=5930ヤード、パー72)
 小学生日本一を決める大会が行われ、男子はイーブンパーの72で並んだ加藤将(まさる、香川・弦打6年)と池田拓史(鹿児島・吉野6年)のプレーオフに突入。1ホール目でパーセーブした加藤が大会初優勝を飾った。女子は4バーディー、5ボギーの73で回った栗原幸(ゆき、広島・熊野一6年)がこちらもうれしい大会初優勝を挙げた。

 <男子・初のPO制した>プレーオフは初めてという加藤は「緊張した」と振り返りながらも、1ホール目で冷静にパーセーブすると、ボギーを叩いた相手を振り切って優勝。「とてもうれしい」と笑顔だった。最近は1Wの調子を崩していたが、得意の100ヤード以内のショットがこの日もさえたという。リッキー・ファウラーの大ファンだそうで、「将来はプロになって、米国で活躍できるように頑張りたい」と青写真を描いた。

 <女子・得意8Iさえた>栗原は「8Iが良かった」と得意クラブがさえた。7番パー3ではその8Iでピン手前80センチにつけてバーディーを奪うなど73で大会初優勝。「全国規模の大会で優勝するのは初めてなのでうれしい」と喜んだ。学校から帰ると自宅近くの練習場に通い、2時間ほど打ち込むのが日課という努力家は「将来はイ・ボミさんみたいなプロになりたい」と語った。

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2016年3月24日のニュース