Bリーグ、各チームへ準備金分配プラン 元NBA選手も呼べる!?

[ 2016年2月11日 08:30 ]

昨年9月に行われた新ロゴ発表会見でポーズをとる(左から)堀江貴文氏、日本バスケットボール協会の大河正明専務理事、川淵三郎会長、リンク栃木の田臥勇太

 今秋開幕する国内男子バスケットボール「Bリーグ」のネーミングライツ(命名権)を大手通信会社のソフトバンクが取得することが10日、分かった。複数の関係者によると、契約期間は複数年で、総額30億円超(推定)の大型契約となる。

 関係者によると、多額の契約金は所属チームへ「準備金」として分配されるプランもあるという。そうなれば、各チームは元NBA選手らを獲得しやすくなる。サッカーでは93年のJリーグ開幕時「神様」と呼ばれた元ブラジル代表MFジーコが鹿島で活躍するなど、大物選手が日本でプレーすることでリーグの活性化と集客増につながった。Bリーグでも海外スター選手の存在は浮沈の鍵を握る。

 大口スポンサーの獲得に成功した新リーグの次なるミッションは放送権の営業だ。既にフジテレビが興味を示しており、昨年9月には女子日本代表がリオデジャネイロ五輪出場を決めたアジア選手権をCSチャンネルで放送。13年にはFIBAと契約して放送権を獲得している。サッカーや野球でさえ視聴率が伸びないリーグ戦は地上波での放送は簡単ではない。だが、ど派手な再出発を飾ることができれば注目度は増し、メディア露出にもつながる。

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2016年2月11日のニュース