平昌五輪へ、そり選手発掘 トライアウトに男女27人

[ 2015年7月11日 17:43 ]

 2018年平昌冬季五輪に向け、ボブスレーとスケルトンの選手を発掘するトライアウトが11日、兵庫県の加古川運動公園陸上競技場で行われ、男女計27人が45メートル走と立ち幅跳び、砲丸の両手投げに取り組んだ。

 始発電車で名古屋市から来たという山下歩夢さん(26)は愛知県警に勤め、剣道4段の腕前。「(五輪を狙うなら)7年後。まだ時間はあるのでやっていけたら」と夢を描いた。陸上経験のある大学生、野口明日香さん(18)は遊園地の絶叫マシンが大好きで「恐怖心より楽しさの方が勝つ。選ばれたら本気で頑張る」と目を輝かせた。

 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の大賀康弘理事は「いいなと思う選手もいる。五輪を狙う上で資質のある選手を引っ張りたい」と話した。トライアウトは8月1日にも埼玉県戸田市で開催される予定。

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