クルム伊達、フルセットの末に逆転勝ち「大きな1勝になった」

[ 2015年5月27日 23:20 ]

女子ダブルス1回戦 サーブするクルム伊達、手前はスキアボーネ

 テニスの全仏オープン第4日は27日、パリのローランギャロスで行われ、女子ダブルスではクルム伊達公子(エステティックTBC)フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)組が1回戦で逆転勝ちした。

 44歳のクルム伊達は2010年のシングルス女王で34歳のスキアボーネとダブルスを組み、フルセットの末に初戦を突破した。ベテランの味で尻上がりに調子を上げ、チェコのペアに傾いた流れを取り戻した。

 第1セットは2―6で先取されたが、第2セットはクルム伊達が山なりの打球や巧みなネットプレーで苦境を打開。タイブレークで競り勝つと、最終セットは主導権を手放すことなく押し切った。

 ▼クルム伊達公子の話 大きな1勝になった。かなり動けるようになってきている。スキアボーネはメンタルがタフで土にも強い。互いのいい部分を出し合っていきたい。(共同)

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2015年5月27日のニュース