藍「74」決勝R進出ならず 不調パット嘆く「もう無理だな」

[ 2014年8月10日 05:30 ]

第2ラウンド、12番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアーマイヤー・クラシック第2日

(8月8日 米ミシガン州ベルモント ブライズフィールドCC=6414ヤード、パー71)
 75位から出た宮里藍(29=サントリー)は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74と伸ばせず、通算5オーバー、147の94位で予選落ちとなった。67の野村敏京(21=フリー)が通算5アンダーで5位につけた。68の上原彩子(30=モスフードサービス)は通算2アンダーで21位、69の有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は通算1アンダーの25位。66で回った朴仁妃(パクインビ)(26=韓国)が通算10アンダーで首位に立った。

 いつも前向きな宮里が珍しく弱気な一面を見せた。父でコーチの優さんに助言を受け、パットで重心をやや前に置いたが、改善につながらずに終盤の7番では4パットのダブルボギー。「きょうはもう無理だなと思った」と嘆いた。

 6月に自身初の3戦連続予選落ちを経験。苦しいシーズンが続く中、14日に開幕のメジャー第4戦、全米女子プロ選手権(米ニューヨーク州モンローGC)に向けて「できるだけ早くコースに入りたい」と復調への手掛かりを探る。

 ▼5位・野村敏京 残り2日間がとても楽しみ。(パット、ショットともに好調で上位に浮上)

 ▼21位・上原彩子 1番からの3連続バーディーは気持ち良かった。(前日に引き続きパットが好調)

 ▼25位・有村智恵 徐々に良くなっている。1つでも上に行きたい。(前戦まで11試合に出場して予選落ち6度と苦しむが、ショット好調で光明も)

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2014年8月10日のニュース