自転車総監督の松本氏 解任不服とし連盟などを提訴 

[ 2014年7月1日 19:44 ]

 日本自転車競技連盟に日本代表総監督の解任を決議された松本整氏(55)が1日、この決定を不服として同連盟を相手に地位確認と1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。松本氏は理事会に解任を強く働き掛けたとして、同連盟の佐久間重光副会長(56)にも2310万円の損害賠償を求めて提訴した。

 競輪の名選手だった松本氏は11年に総監督に就任。契約では2016年リオデジャネイロ五輪まで連盟に解任する権限はなく、解任は違法だと主張。記者会見で「連盟の不当なやり方に屈することは、スポーツに関わるすべての人々に重大な悪影響があると思い、あらゆる法的手段を講じて連盟側と戦っている」と述べた。

 同連盟は「内容を確認していないので、現時点ではコメントできない」としている。

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2014年7月1日のニュース