柔道暴力指導で代理人報告 告発選手「現在不安なし」

[ 2014年3月25日 20:28 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の25日の理事会で、柔道女子日本代表の暴力指導を告発した15選手の代理人の弁護士から「選手は現在、競技活動の中で特段に大きな不安や支障を感じることはないと話している」との報告があったことが説明された。JOCが昨年発覚した問題の現状を把握する目的で、弁護士に再度聞き取り調査を要請し、3月上旬に回答があった。

 選手は全日本柔道連盟(全柔連)の組織改革が順調に進んでいることへの感謝も口にしているという。JOCはこれらの報告を踏まえ、2013年度は停止していた全柔連への選手強化交付金の支給を14年度から再開することを決めた。

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2014年3月25日のニュース