助成金実態調査 カーリングとスキーで問題

[ 2013年6月1日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の助成金不正受給疑惑を受け他競技を調査した日本スポーツ振興センター(JSC)は31日、10年度に助成金を支給されたカーリングとスキーの指導者各1人の活動実態に問題があったと発表した。

 いずれも返還を求める。調査対象となったのは10~12年度に助成対象となった25団体の指導者299人で助成を受けた指導者から金銭を徴収した競技団体はなかった。

 JSCによると、カーリングは日本代表になったチームの指導者として助成を受けた人物が実際はライバルチームの指導者で、代表選手を指導していなかった。スキーは選手が海外に拠点を移したため指導していない期間があった。返還額はカーリングが1年分の120万円、スキーは数十万円になる見通しという。

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2013年6月1日のニュース