初のメダルは重かった…フジカキ「本当なんだって実感した」

[ 2012年8月5日 07:04 ]

女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希

ロンドン五輪バドミントン

 日本バドミントン界悲願のメダルとなった銀メダルを首にかけ、藤井と垣岩はにこやかに語った。

  ×  ×  ×  
 ―決勝を終えて。

 藤井「満足です。悔いはない。やっと実感が湧いてきた」

 垣岩「ほっとした気持ち。最後は楽しくできたので、満足している」

 ―第1ゲームは苦戦。

 藤井「(垣岩)令佳も全然笑ってないし、とにかく硬かった。笑顔で楽しもうと声を掛けた」

 垣岩「楽しもうと言われても緊張して、相手のコートに入れるということもできなかった」

 ―第2ゲームは立て直した。

 垣岩「ラリーから攻撃に持ち込むことができて、自然と笑顔にもなれた」

 ―表彰台に立って。

 藤井「決勝に進んだ実感がなかったが、首にメダルを掛けられて、重さにびっくりして『あ、本当なんだ』って実感した」

 ―無気力試合問題もあった。

 藤井「チャンスを生かせたというか、タイミングも重なって、こういう結果につながったと思っている」

 ―お互いへの思いは。

 藤井「垣岩じゃなければ、この場に来ることはできなかった」

 垣岩「先輩がいなければ五輪を目指していない。感謝の気持ちでいっぱい」(共同)

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