男子バレー五輪切符へ暗雲…エース清水 全治6週間

[ 2012年4月11日 06:00 ]

 バレーボール男子のロンドン五輪世界最終予選(6月1日開幕、東京体育館)に臨む日本代表は10日、都内で練習を公開した。3月のVプレミアリーグ決勝ラウンドで右足首を負傷したエースの清水邦広(25=パナソニック、写真)は不参加で、3月30日に右足腓骨(ひこつ)筋腱脱臼などの手術を受けて全治6週間と診断されたと発表された。

 植田辰哉監督は、執刀医から最終予選には出場できると説明を受け、清水本人からも「5月中旬にはベストに治します」と伝えられたという。だが、昨年11月のW杯でチーム最多の148得点を挙げたエースの1次合宿不在だけに不安は尽きない。パナソニックで同期の福沢は「戻ってきたときに、うまくチームにはまれば。みんなでカバーしたい」と清水の思いを代弁。2大会連続の五輪切符獲得へ闘志を燃やしていた。

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2012年4月11日のニュース