新たな問題に?…日馬富士 闘志むき出し「横綱でも十両でも同じ」

[ 2011年9月2日 10:53 ]

<立浪一門合同稽古>魁聖(左)を相手に厳しい攻めをする日馬富士

 大相撲の立浪一門の連合稽古が1日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で行われ、秋場所(11日初日・両国国技館)で綱獲りに挑む大関・日馬富士(27)が格下の関取衆相手にダメ押しを連発。配慮に欠ける稽古だとして、友綱親方(元関脇・魁輝)から口頭で注意を受けた。

 横綱審議委員会の内規では、横綱に推薦する力士について「品格、力量が抜群であること」と規定されている。

 秋場所で2場所連続優勝、そして横綱昇進を狙う日馬富士は「受ける相撲じゃいけないし、これまでもそれでケガをしてきた。それは横綱に対しても十両に対しても同じ」と闘志むき出しの稽古について説明したが、尊敬していた元横綱・朝青龍も出稽古先で格下相手に荒稽古を展開して品格を問われ続けた。

 このままでは自身の昇進に影響を与える可能性もある。勝負の秋に向け、順調に調整を積んできた27歳の大関は新たな問題を抱えることになった。

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2011年9月2日のニュース