新旧“箱根エース”明暗…佐藤V、柏原24位

[ 2011年6月11日 06:00 ]

<男子10000メートル決勝>優勝した佐藤はゴールしてガッツポーズ

陸上日本選手権第1日

(6月10日 埼玉県・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
 <男子1万メートル>社会人3年目の佐藤が28分10秒87で初優勝した。既に5月のカージナル招待でB標準(28分0秒)突破の27分59分60で走っており、初の世界選手権代表に前進した。

 箱根駅伝で3度区間新をマークした東海大の元エースは、東海大3年の村沢を残り300メートルで逆転し「後輩に引っ張らせるセコいレースだったけど勝ちは勝ち。ようやく世界のスタートラインに立てたかな」と喜んだ。

 また、東洋大4年の“新・山の神”柏原は24位に沈み「今年こその思いが強すぎて、力んでしまった」と悔しがった。

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2011年6月11日のニュース