遼超え日本人最年少に 14歳加賀崎プロ宣言へ

[ 2011年4月20日 06:00 ]

プロ宣言することが明らかになった加賀崎

 オーストラリア在住で08年からオーストラリアジュニアを連覇した加賀崎航太(14)が今季中にもプロ宣言することが分かった。

 19日にマネジメント契約を結ぶジャパンスポーツマーケティング(JSM)の担当者が「なるべく早い時期にプロになる方向で話を進めていく」と語ったもので、14歳のツアープロ誕生なら08年1月に16歳でプロ宣言した石川遼を抜いて日本人最年少となる。

 幼少期から天才少年として注目され、09年にはウッズとエキシビションマッチも行っている加賀崎は21日開幕の男子ツアー、つるやオープンに主催者推薦のアマチュアとして出場する方向だった。

 だが、マネジメント契約を結んでいることなどがゴルフ規則のアマチュア資格違反となるため認められなかった。日本国内でアマとして活動するには日本ゴルフ協会にアマ復帰申請した後、1~2年を要するため、プロへの転向を決断した。JSMの担当者は「日本でプレーするためにも早い段階でプロになることを考えている」と語った。

 ◆加賀崎 航太(かがさき・こうた)1996年(平8)11月11日、横浜市出身の14歳。3歳で米ハワイ、6歳でニュージーランドに移り、9歳からはオーストラリアに在住。8歳でゴルフを始め、1年間で3度のホールインワンを記録。07年に世界ジュニア選手権2位、08年からオーストラリアジュニアを連覇した。目標は20歳での海外メジャー制覇。レフティー。

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2011年4月20日のニュース