JOC、500箱の支援物資を岩手へ 銀メダリストも手伝い

[ 2011年4月8日 16:23 ]

東日本大震災の被災者のため、支援物資の荷出しを手伝うフェンシングの太田雄貴選手(右)ら

 日本オリンピック委員会(JOC)は8日、東日本大震災の被災者のために競技団体や選手から集めた段ボール500箱分の支援物資を岩手県陸前高田市に発送した。東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿中だった選手らが、トラックにスポーツウエアや防寒具が詰まった箱を積み込んだ。

 フェンシングのトップ選手も荷出しを手伝い、北京五輪男子フルーレ銀メダルの太田雄貴選手(森永製菓)は「みんなの思いが被災地に届けばいい」と話した。宮城県気仙沼市出身の千田健太選手(ネクサス)は震災で陸前高田市役所に勤務していた親友を亡くしたという。「何かつながりがあるのかな」と涙ながらに語った。

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