松山選手はマスターズ出場 応援メールが後押し

[ 2011年3月21日 19:48 ]

 日本のアマチュアとして初めて男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメント(4月7~10日・米ジョージア州オーガスタ)への出場資格を得ていた東北福祉大の松山英樹選手(19)が出場を決断したことが21日、関係者の話で分かった。23日に正式に発表する。

 東日本大震災の被害を受けた仙台市内にある東北福祉大には、21日早朝から出場を後押しするメールやファクスが300通余り届いた。「胸を張ってプレーしてきてほしい」「出なかったら米国の人も悲しむ」といった出場に肯定的な内容がほとんどだったことが決断の後押しとなり、同大の了承も得たという。

 松山選手は昨年10月のアジア・アマチュア選手権で出場資格を得たが、大震災の影響で、20日にオーストラリア合宿から帰国した際には、出場するか否かで迷っていた。

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2011年3月21日のニュース