残り300メートルで連覇消えた 1年生号泣「すみません」

[ 2010年12月26日 16:46 ]

高校駅伝男子 トラック勝負を制した鹿児島実のアンカー・高田康暉(後方)と敗れた世羅のアンカー・大工谷成平

 【全国高校駅伝・男子】世羅はアンカーの大工谷が残り300メートルで抜かれ、2連覇を逃した。トラック勝負に敗れた1年生は「すみません」と号泣し、しばらく動くことができなかった。

 3区のディランゴが、北京五輪男子マラソンを制したワンジルが持つ区間記録にあと1秒に迫る快走で首位に立ち、競技場に入るまで先頭を守り続けた。逃げ切れなかったが、岩本監督は「よく走った。力は出し切ったと思う」と選手を責めることはなかった。

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