ウッズ 4打差リードもV逸…今季1勝も出来ず

[ 2010年12月7日 06:00 ]

今季最終戦を勝利で飾ることが出来ずに終わったタイガー・ウッズ

 米男子プロゴルフのツアー外競技、シェブロン・ワールド・チャレンジは5日、カリフォルニア州サウザンドオークスのシャーウッドCC(パー72)で最終ラウンドを行い、前日まで2位に4打差をつけて首位に立っていたタイガー・ウッズ(34=米国)は73とスコアを伸ばせず、通算16アンダーの272で並んだグレーム・マクダウエル(31=英国)にプレーオフの末に敗れた。ウッズが最終日に3打差以上をつけていて優勝を逃したのは初めて。ホスト役の大会でも勝機を逃し、今季は出場全大会で未勝利に終わった。

 愛人騒動に揺れた今季のウッズは最後まで受難の日々となった。4打差のリードは15番パー5で痛恨のダブルボギーを叩いた時点で消滅。
 一方、全米オープンを制したマクダウエルは18番パー4で6メートル、プレーオフ最初のホールとなった同じホールで再び7メートルのバーディーパットを沈め、ホスト役を表彰台から引きずり降ろした。「負けたけれど内容には満足している」とウッズ。しかし、プレーオフで敗れたのは15年のプロ生活で過去3回しかなく、弱さともろさだけが目立った1年になった。

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2010年12月7日のニュース