3大会連続メダルならず 藤沢は暑さに泣き、鈴木は風邪ひいた

[ 2010年11月21日 15:18 ]

 【広州アジア大会】男子20キロ競歩で藤沢勇(綜合警備保障)が1時間24分0秒で4位となり、鈴木雄介(富士通)は1時間25分50秒で5位だった。王浩(中国)が1時間20分50秒で優勝した。

 藤沢は「想定外に自分のペースが落ちた」と前半で遅れ、日本勢の3大会連続メダルに届かなかった。競技場近くを周回するコース。スタート直後から「かなり動きが重かった」といい、暑さで後半も追い上げられなかった。初出場の23歳は「体力不足なのか、海外での経験不足なのか」と首をひねった。

 広州入りしてから風邪をひいたという鈴木は、汗だくになって5位で歩き終えると「いつもより心拍数が10近く高かった。レース中にすぐきつくなり、限界を感じた」と肩を落とした。1時間20分6秒の自己ベストから5分以上も遅れ、22歳は「まともに勝負できずに悔しい。優勝を狙っていたので駄目としか言いようがない」と唇をかんだ。(共同)

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2010年11月21日のニュース