ア大会の代表は加納、嶋原、男子は佐藤、北岡

　日本陸連は１６日の理事会、評議員会でアジア大会（１１月・広州＝中国）のマラソン代表男女各２人を決め、女子は名古屋国際で初優勝した加納由理（３１）と横浜国際２位の嶋原清子（３３）＝ともにセカンドウィンドＡＣ＝を選出した。男子はびわ湖毎日２位の佐藤智之（２９）＝旭化成＝、同４位の北岡幸浩（２７）＝ＮＴＮ＝が代表となった。補欠は４月に決める。

　日本陸連は選考レースの男女各３大会の日本人上位選手に出場の意思を確認。昨年の世界選手権（ベルリン）７位の加納は名古屋国際終了後にアジア大会を回避する意向を表明したが、陸連との協議で翻意した。駅伝シーズンと重なることもあり、男子は東京で優勝した藤原正和（ホンダ）、女子は大阪国際で日本勢トップの３位だった小崎まり（ノーリツ）が回避した。