葛西 大飛躍9位!岡部は18位

[ 2009年3月15日 06:00 ]

 ノルディックスキーW杯ジャンプは13日、ノルウェー・リレハンメルで個人第24戦(HS138メートル、K点123メートル)を行い、36歳の葛西紀明(土屋ホーム)が2回目に136メートルの大飛躍を決め、259・8点で今季6度目の1ケタ順位となる9位に入った。10日の個人第23戦で史上最年長優勝を果たした38歳の岡部孝信(雪印)は18位。2回目に最長不倒の142メートルを飛んだハリ・オリ(フィンランド)が288・7点で今季、通算ともに2勝目を挙げた。伊東大貴(サッポロスキッド)は20位、栃本翔平(雪印)は25位、湯本史寿(東京美装)は28位。渡瀬雄太(雪印)は2回目に進めなかった。

 ≪岡部 失敗に苦笑い≫岡部は15日に単独で帰国するため、今季のW杯出場は今大会が最後。18位に沈む原因となった1回目を「ちょっと失敗した。体が前にいき過ぎた」と振り返り、苦笑いした。それでも、国内で連勝を重ねW杯組に復帰し、10日のクオピオ(フィンランド)大会では史上最年長優勝も達成。「来季に向けていいシーズンだった。またしっかり練習したい」とバンクーバー五輪に照準を合わせた。

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2009年3月15日のニュース