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福士に4000日密着ドキュメント放送 マラソンへの心情の裏側迫る

[ 2016年8月27日 02:00 ]

マラソン人生を振り返る福士加代子

 関西テレビは27日、リオデジャネイロ五輪女子マラソンで14位に終わった福士加代子(34)の4000日密着ドキュメンタリー「私がマラソンを好きになった理由」(後4・30、関西ローカル)を放送する。

 同局は日本の女子陸上長距離界で16年間、トップを走ってきた福士を、トラック時代の05年頃から追いかけ、08年の初マラソン挑戦の際には「私がマラソンを走る理由」、13年には「私がマラソンを走る意味」など、二転三転したマラソン人生をドキュメンタリー番組として制作、放送してきた。

 今回のリオ五輪で、福士はメダル獲得はならず、日本人最高ではあるが14位に終わった。今まで「マラソンを心から好きになれなかった」という福士が、今回のリオ五輪のマラソンを経験する中で次第に変わっていった心情が描かれており、同局スポーツ部・澤田淳司ディレクターは「この番組はマラソンを通しての人間成長物語。レース後に“もうマラソンは走らない”と引退を示唆する発言を行った福士選手の心情の裏側にある“真実”に迫りました。カメラの前で、自身の今後に向けて、本当の胸の内を語ってくれています」とアピールした。

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2016年8月27日のニュース