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メダル総数最多も獲得競技数は減少…鈴木大地長官「分析必要」

[ 2016年8月27日 05:30 ]

 スポーツ庁の鈴木大地長官は定例懇談会で、視察したリオ五輪について「金メダル数(7→12)、メダル総数(38→41)ともロンドンを上回ったが、メダル獲得競技は減少(13→10)した。分析していかなければ」とし、競技団体から聞き取りなどを行う考えを示した。

 また、20年東京五輪では「行われる33競技全てからメダルが出るのが理想」とし「メダル獲得の御四家(柔道、体操、水泳、レスリング)の強化はもちろんだが、それだけでは新たなお家芸は生まれない」と強化費の“選択と集中”にこだわらない意向。東京だけの実施になる可能性が高い追加種目についても「競技を行うことで健康的な生活を送ることが究極の目標。五輪だけにこだわる必要はない」と他競技と変わらぬスタンスで強化にあたる考えを強調した。

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2016年8月27日のニュース