「あの子必ず転ぶ」発言に質問集中　真央苦笑い

森元首相

日本外国特派員協会で会見

　この日、浅田の去就と同様に海外メディアの質問が集中したのが、２０年東京五輪組織委員会の会長に就任した森喜朗元首相の失言。「負けると分かっていた団体戦」「あの子（浅田）、大事なときには必ず転ぶ」という発言について質問が飛ぶと、浅田は苦笑い。

　「もう終わったことなので。今はなんとも思っていない」としながらも「自分も失敗したくて失敗しているわけではないので、それ（発言）はちょっと違うのかなと思った」とうっすら笑みを浮かべて“反論”した。

　それでも、司会者から「（五輪開催までの）あと６年、日本国民は森元首相に我慢できるでしょうか？」と問われると、フォローも忘れない。「たぶん森さんが、ああいう発言をしてしまったことを、今は少し、後悔はしているのではないかと思います」と話すと、会場内は爆笑に包まれた。