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大沢「メダルに向け準備を」 スマイルジャパンが国内最終合宿

[ 2014年1月21日 17:50 ]

国内最終合宿で調整する主将の大沢(中央)ら

 ソチ冬季五輪に出場するアイスホッケー女子の日本代表が21日、横浜市の新横浜スケートセンターで国内最後の合宿を開始し、21歳で主将のFW大沢ちほ(三星ダイトーペリグリン)は「目標のメダルに向けてしっかり準備する。やってきたことを本番で出せるようにして、チームワークも高めていきたい」と意気込みを語った。

 この日は午前と午後の2部練習。代表21選手が氷に上がり、チームの持ち味であるスピードを意識した攻撃を繰り返し確認した。飯塚祐司監督は「今までやってきたことの反復と、プレーのスピードを上げる練習をしていきたい」と説明した。

 練習後に日本連盟が開いた壮行会では、柔道女子で2004年アテネ五輪金メダリストの塚田真希さんらも駆けつけエールを送った。大沢は塚田さんが持参した金メダルを見つめたものの、あえて触れず「自分たちで取ってから首にかけたい」と力強く宣言した。

 合宿は23日までで、24日にチェコへ向け出発する。同国代表との強化試合2戦を経てソチへ移動する。2月5日にはロシア代表と試合を行い、9日の五輪初戦に備える。

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2014年1月21日のニュース