五輪メダリスト勢ぞろい　銀座パレード　福原愛、北島、内村らに大歓声

ロンドン五輪のパレードで、笑顔で手を振る陸上やり投げの村上幸史（左）とレスリングの吉田沙保里

　ロンドン五輪のメダリスト７１人が２０日午前１１時から東京・銀座中央通りでパレードを行い、沿道を埋め尽くした人々の大歓声に笑顔で手を振った。

　オープンカー２台、オープンバス５台に分乗し、銀座通り口交差点を出発。銀座８丁目交差点までの約１キロを２０分かけて走行した。女子レスリングで３連覇を達成した５５キロ級の吉田沙保里（２９）と日本選手団の主将・村上幸史（３２＝スズキ浜松ＡＣ）の２人がオープンカーで先導。

　銀メダルを獲得した卓球女子団体の福原愛（２３＝ＡＮＡ）や男子４００メートルメドレーリレー銀メダルの北島康介（２９＝日本コカ・コーラ）、体操男子個人総合金メダリスト内村航平（２３＝コナミ）らが満面の笑み。フェンシング男子フルーレ団体の銀メダルの太田雄貴（２６＝森永製菓）は元気いっぱいで、大きく両手を振っていた。

　沿道からは「感動をありがとう」の横断幕を掲げ、配布された日の丸のうちわを振り、メダリストたちに大歓声を送った。