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「小麦色のマーメイド」大手広告代理店 鈴木聡美に熱視線

[ 2012年8月20日 06:00 ]

 日本選手団としては史上最多の38個のメダル獲得に貢献したロンドン五輪メダリストたちの“商品価値”が急上昇している。中でも大手広告代理店から熱視線を浴びているのは競泳で銀1個、銅2個を得た鈴木聡美(21)。CM業界などは「金メダルはなかったが、今後の活躍は金メダル級間違いなし」と絶賛だ。

 北島康介、浅田真央らに続くヒーロー、ヒロインを待ち望んでいた広告業界関係者の前に現れた鈴木は夏目雅子さん、山口百恵さんを思わせる顔立ち。大手広告代理店でコンテンツ開発に携わる関係者は「“アスリートの中で”ではなく、普通に可愛い。“この子、旬だね”と社内で話題になっている」と高く評価している。

 「CM業界はいま、女性アイドルではAKB48の寡占状態。各社が目新しさを探していたところに、鈴木聡美という女性が突然、水の中から現れた」と手放しで歓迎。美白ブームの中、「久々に現れた小麦色のマーメイド」というニックネームも付いたという。

 早くもCM出演の企画を独自に考える代理店の制作関係者もいる。受験生に「頑張って」とエールを送る教育産業、データ通信の速度を鈴木の泳ぎの速さでアピールするなど、アイデアを練っている。「大物女優がたくさん出演するシャンプーのCMで女優と美を競わせるのもインパクトがある」と、いきなり化粧品のCMに起用することも考えられるという。また「銀メダルを獲ったということで、銀の缶のビールを持ってニコリというのも面白いと言っている関係者もいる」という。

 ただ前出の大手広告代理店関係者からは「4年後のリオデジャネイロ五輪までは競技中心でいってほしい」との声も。「ロンドン以上の活躍となれば、鈴木選手の価値は計り知れない。じっくりと育てたい逸材」とみている。

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2012年8月20日のニュース