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16歳土井杏南「最高の走りを」 埼玉栄高勢の五輪壮行会

[ 2012年7月6日 17:22 ]

埼玉栄高のロンドン五輪代表壮行会を終え、笑顔を見せる陸上女子400メートルリレー代表の土井杏南

 ロンドン五輪の陸上女子400メートルリレー代表に選ばれた16歳の土井杏南ら埼玉栄高の在校生、卒業生の五輪代表壮行会が6日、さいたま市内の同校で行われ、土井は体育館を埋めた生徒や教員を前に「自分らしく、最高の走りをしたい」と初々しく抱負を語った。

 8人の代表選手でただ一人在学中の土井は、出場すれば陸上の戦後最年少記録を塗り替える。「年齢は下だが、だからこそ出せるものを出したい」と若さをアピール。詰めかけた大勢の報道陣に戸惑いを見せつつ「ここからが本当のスタート。(目標の)決勝へバトンをしっかりつなぎたい」と決意を口にした。

 在学時に女子ソフトボール部員だったクレー射撃の中山由起枝(日立建機)は「北京五輪は4位。前回を上回る成績を残したい」と話し、バドミントン男子の田児賢一(NTT東日本)は「勝って日本のバドミントン界を変えたい」と宣言した。

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