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女子48キロ級の浅見「精いっぱいやる」福見は「自分との戦い」

[ 2012年5月11日 18:14 ]

 柔道のロンドン五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権(12、13日・福岡国際センター)に出場する有力選手が11日、福岡市内で記者会見し、女子48キロ級で世界選手権2連覇の浅見八瑠奈(コマツ)は「五輪に出たい気持ちは強い。後悔しないように精いっぱいやり切りたい」と抱負を語った。

 浅見を追う立場の世界ランキング1位の福見友子(了徳寺学園職)は「自分との戦い。一戦一戦全力を出す」と引き締まった表情で話した。

 昨年の世界選手権を制した女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)は「自分の力を出し切れば結果はついてくる」と意気込み、ことし出場した3大会で全勝した西田優香(了徳寺学園職)は「優勝した後に(五輪を)考えればいい」と必勝を期した。

 4月29日の全日本選手権を欠場して調整してきた男子100キロ級の穴井隆将(天理大職)は「優勝だけを考えてやりたい」と話した。全日本選手権で右肩を脱臼した同100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)は練習後に出場する意向を示した。

 全日本柔道連盟は大会終了後の強化委員会で五輪代表14人を決め、発表する。

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2012年5月11日のニュース