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笹田 平均台で後退…母子2代での五輪はお預け

[ 2012年5月6日 06:00 ]

惜しくも五輪出場を逃した笹田

体操NHK杯最終日

(5月5日 東京・国立代々木競技場)
 80年モスクワ五輪の幻の代表だった母・弥生さん(旧姓加納)に続く五輪代表入りを目指した笹田は、最終演技者となった3種目目の平均台で大きくバランスを崩して後退。最後の床運動で逆転を狙ったが、5位には届かなかった。

 「心臓がばくばくして、頭が真っ白になるくらい緊張した」と話した16歳の目は真っ赤。母には「これが選考会。よく頑張った」と声を掛けられ「これが最後じゃない。来年からは余裕を持って代表に入れるようになりたい」と成長を誓った。

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2012年5月6日のニュース