全力出して負けた…藤本4連覇逃す
【北京パラリンピック 柔道(視覚障害)】男子66キロ級の藤本聡(徳島県)は決勝で敗れて銀メダルとなり、4連覇を逃した
藤本は前人未到の4連覇の夢を果たせず号泣した。「すべてを出し切ったが本当に悔しい。ロンドンで取り返したい」。左目の視力はゼロ、右目も眼鏡をかけて0・1弱の状態だ。5歳で近所の道場に通い始め、強豪・徳島商柔道部へ進学。四国でもトップクラスの選手だった。「障害があってもこんなにできるということを分かってほしい」と最後まで攻め続けた藤本。その攻めの姿勢でロンドンでも再び頂点を目指す。
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