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長友“北京OK”実践復帰で存在感

[ 2008年7月11日 06:00 ]

 故障離脱していたFC東京のDF長友佑都(21)が10日、栃木県国体青年選抜との練習試合で38日ぶりに実戦復帰した。6月2日のW杯アジア3次予選オマーン戦で右足首を負傷し、9日にようやく全体練習に合流したばかり。「体力的にも試合勘もまだまだ」と振り返ったが、主力組の左サイドバックで先発して前半20分までピッチに立ち、豊富な運動量で存在感を示した。

 「五輪に出たい。(右足首は)だいぶ、いい。問題ないと思う」と患部の状態は上向いており、13日の鹿島戦で公式戦復帰となる可能性が高い。ケガの影響でU―23日本代表候補合宿(7~9日)への招集を見送られたため、鹿島戦は14日の北京五輪代表発表前の貴重なアピールの場となる。

 反町監督は「長友が実戦復帰?そうみたいだね。週末の試合も誰かが視察に行くと思う」と最終チェックのために鹿島戦にスタッフを派遣する方針。両サイドバックができるA代表DFの起用にメドが立てば、40年ぶりのメダル獲得を目指す反町ジャパンにとっては大きな追い風となる。

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2008年7月11日のニュース