北京に“命の水”3億立方メートル供給
新華社電によると、中国南部から北部への大規模水路を建設する「南水北調」事業の国務院(政府)担当者は18日、同事業の一環として今年、五輪開催で水の需要が高まる北京市に、隣接する河北省から3億立方メートルの水を供給すると語った。
北京市中心部から約300キロ離れた河北省内の4つのダムが水源。北京への水路は4月までに完成する予定。
北京市によると、同市は昨年も9年連続の干ばつに見舞われ、水不足が深刻化している。南部の長江(揚子江)などから北京への直接の送水開始は2010年の予定。(共同)
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