【戸田ボート G3・BACHプラザ杯】畑田汰一 地元勢ただ一人の優出

[ 2024年4月23日 19:36 ]

準優勝戦11Rで2着に入り、ファイナル進出を決めた畑田汰一
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 <戸田24日12R優勝戦>畑田汰一(25)が地元・埼玉勢から、ただ一人となる優勝戦進出を果たした。2号艇で臨んだ23日の準優勝戦11R。コンマ22の6番手とスタートでは後手に回ってしまったが、1コーナーを冷静に小さくターンして2番手に浮上。後続の追い上げも振り切り、1号艇・藤岡俊介に次ぐ2着に入った。

 だが、レース後に笑顔を見せることはなかった。「1コーナーは展開が良かっただけ。また乗り心地が良くない状態に戻ってしまった。このまま優勝戦に行っても(優勝は)無理でしょうね」。舟足の仕上がりは納得の域からほど遠い状態だという。

 それでも4コースから捲り差しを決めた23日の5日目5Rだけはプロペラ調整に成功。「前半レースは乗り心地が良かった。回転を上げるように叩くのがダメみたい」と方向性をつかみつつある。

 「優勝戦4号艇なら伸び型の調整も一度、試してみようかな」。方針変更も示唆した畑田。1コーナー決着を狙う一撃仕様か、それとも乗り心地を重視した万能タイプか。直前情報と展示気配にも注目したい。

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