【川崎11R・ロジータ記念】マテリアルガール 先行力で戴冠!

[ 2023年11月8日 09:30 ]

川崎11R
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 充実著しい(9)マテリアルガールが中心だ。初めての2000メートルだった3走前が2着に3秒近い差をつける圧巻のパフォーマンス。中距離で一気に素質が開花した。その後、川崎2000メートルで連勝。特に前走は同世代の有力馬を全く寄せ付けず、本番への期待がグッと高まった。持ち前の先行力で重賞初制覇を成し遂げる。

 ショウガタップリが逆転を狙う。ここまで13戦12勝。初黒星を喫した2走前の黒潮盃は勝負どころで馬群に包まれて動けず。スムーズならもっと際どかったはずだ。同世代の牝馬が相手なら十分勝ち負けになる。桜花賞馬メイドイットマムが3番手。インで脚をためるスギノプリンセスの浮上にも警戒が必要だ。

 ▼スギノプリンセス(佐々木仁師)変わらずいい状態は保っているが、前走は勝った馬が相当強かった。距離はOK。前走での差をどこまで詰められるか。

 ▼エオリエンヌ(内田師)このレースを目標に乗り込んでいい状態になっている。相手はそろっているが、いい競馬をしてほしい。

 ▼ショウガタップリ(高橋俊師)前走の状態は維持している。大井遠征の黒潮盃が道中動けず強引な競馬で6着と悔しい内容。その時の走りから、ここに入っても力は見劣らないと思っている。何とかして南関勢にリベンジしたい。

 ▼ソフィアクラウン(渡辺和師)前走は外傷で取り消したが、幸いすぐに乗り出せた。その前が強い競馬だったし、ここも自分の競馬ができれば。

 ▼メイドイットマム(石井師)休み明けの前走を使っての上積みはある。前走は勝ち馬に離されたが、今回は重量差がないので、どんな競馬をしてくれるか。

 ▼ワイズゴールド(市村師)間隔は空いたが順調に乗り込んで状態はいい。距離は問題ないし、コースも2度目。うまく流れに乗っての好結果に期待したい。

 ▼ミニアチュール(佐藤祐師)ここまで4本追い切って状態に問題はない。力関係は分からないが、この馬もホッカイドウ競馬でデビューして門別で2勝している馬。挑戦者の気持ちで気楽に臨みたい。

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