【尼崎ボート　阪神電車　ジェット・シルバー5700杯】石川真二　7連勝完全優勝達成　歴代最年長8位

優勝カップと「センプルくん」のぬいぐるみを手に笑顔の石川真二
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　ボートレース尼崎の「阪神電車　ジェット・シルバー5700杯」は9日、第12Rで優勝戦を行い、石川真二（53＝福岡）が、イン逃げで7連勝完全優勝を達成した。完全V達成は今年7月2日の藤原啓史朗（びわこのG2秩父宮妃記念杯。8連勝）以来となる。なお53歳5カ月での完全優勝は歴代最年長8位（最年長は瀬尾達也＝引退＝の59歳1カ月。2019年4月14日の鳴門一般戦で達成。6連勝）。

　4枠の深川真二が2コースに動いたが「僕も深い進入は嫌いじゃないんで（笑い）。自分の中では勘はつかみやすいと思っている。逆に来てくれてありがとう」と的確な仕掛けはコンマ09。「（思い切って）行きました。10から1艇身ぐらい」の目標通りのタイミングで踏み込み「冷静に回れました」と久田武の捲り差しを封じて押し切った。

　完全優勝は「あまり意識はしていなかったんですけど、新聞を見たら、尼崎の前回の完全優勝が芝田浩治と書いてあったので（18年10月3日のスワンカップ。7連勝）、同期がやってるんだったら僕もやらなきゃ、と思って少し意識しました（笑い）。一緒に名前が残って良かったです」と66期の記録がセンタープールに刻まれた。

　22年10月10月の福岡以来1年ぶり、通算93回目の優勝に「年末年始で立て続けにフライングをしてしまって。最近やっとリズムが戻ってきたかなという感じです。また記念、SGに出られるように上を目指して頑張ります」と詰めかけた多くのファンに活躍を誓った。