【伊勢崎・G1ムーンライトチャンピオンカップ】新井日和　思い描く師匠との優勝戦

グレード戦初優出を狙う新井日和
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　地元の女子レーサー、新井日和が3日目9Rで3着に入ってベスト32進出を果たした。0ハン単騎からスタートを残して主導権。道中は絶好調の伊藤正真にピタリ追走されたものの、5周回3コーナーまで粘ってみせた。そして、未来の“鷲の女王”は抜かれてからもしぶとい。ズルズル順位を下げることなく、食い下がって初日からオール3連対をキープした。「雨でも試走はハネたけど、レースは必死過ぎてそこまで気にならなかった。晴れも逃げる分には許容範囲」。G1準決勝戦は2月川口の開設記念グランプリレース以来2回目。その時は5着だったが、思い描くは教えを請う青山周平との優勝戦か。まだ見ぬ大舞台をめがけて、翼を広げる。